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◇飼い込む楽しさ
それでは、この魚の魅力とはいったい何だろう?
私は、多くのポリプテルスの中でこの種類ほど率直に健康状態を表現できる種類はいないと思う。確かに飼育は容易だし、給餌も一週間やそこらは絶食したところで至って平気である。しかしながら、この魚を調子の良い状態で飼育し続けるのは他の種類同様に簡単な事ではない。実際、ショップで買ってきた個体と元々家にいた個体では緑変の具合や鱗の艶が明らかに違う。他の種類であっても注意深く観察すれば、そのあたりの違いにも気がつくだろうが、この種類特有の人なつっこさで、いつも自分の健康状態をアピールしてくれる点は、用心深く人影におびえる種類よりは、観察しやすいという点でも飼い主が意識しやすいだろう。ポリプテルスはそれぞれの種類が好む水質にそれほど差はないため、私は水質維持の一つのバロメーターとしてパルマスポーリーの健康で良い状態を他の魚たちの環境に当てはめている。いわば、パルマスポーリーが飼い主の飼育ノウハウを育てるとも言えるだろう。まさに入門魚であり、良き師とも言える。
当然、彼らの魅力はそれだけにはとどまらない。
どこのショップでも見かけるのだが、逆に言えばまったく期待していなかった通りがかりのショップで思いがけない出会いに遭遇することもあるのだから。実際私もそういう経験も多く、出先から重い袋を下げて帰った事も何度かある。
また、今回特集するにあたり現在7匹いる個体をそれぞれ良く観察したのだが、それぞれ個性豊かで、違った魅力を持っている事を再確認できた。
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現在繁殖の親魚候補の雄。2世が生まれればいいが。
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ここまで太った雌にはなかなかお目にかかれない。
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我が家で最大の雄。約35cmにまで成長した
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きれいに緑変した雄。これで生後約5年。
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